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よくある質問

お客様からいただいた質問と回答

FAQ

ダイヤモンドを使用した工具のことであればどんなことでも構いませんので、お困りごとがございましたら遠慮なくご相談ください。ダイヤモンド工具の製造や販売に関して、これまでにお客様から寄せられた質問とその回答を掲載しておりますので、ご利用をご検討されている方はぜひご参考にしてください。多様なお客様のご要望にお応えするため、日々技術を磨いております。

ダイヤモンド工具についてのご質問と回答

ドリル、エンドミルを加工することは可能でしょうか?
はい、新品・再研磨とも製作は可能でございます。
その際、図面をいただいてから作業をいたします。
納期までに再研磨2~4週間、新作は4~6週間ほどお時間をいただいております。
明日にでもダイヤチップがすぐに欲しいのですが可能でしょうか?
ある会社の方から「ダイヤチップがすぐ欲しい!今日明日にでも欲しい!」とのお問い合わせがありました。
弊社に母材とPCDの在庫があったので、即加工に取り掛かり、注文日から次の日に納品いたしました。
標準チップの場合、このような超特急なケースにも対応することができます。
超硬合金とは何でしょうか?
超硬合金は、炭化タングステン (WC) とコバルト (Co) の合金でございます。
材料の主体はWCで、Coは接着剤の役割をしております。WCの粒子が小さいほど硬さが増し、Co量が多いほど硬さの程度は低くなります。
超硬合金は硬いが脆い材料のため、使う用途によって硬さと粘り強さのバランスを考えた材料設計が重要になります。
超硬合金素材の製造は、タングステン鉱石の再生から始まり、炭化、プレス、焼結などの過程を経て完成いたします。
各メーカーカタログダイヤチップ製作について教えてください


各メーカーカタログチップ製作しております。
メーカー価格より低価格で製作が可能でございます。
注文の際、型番、PCD粒度をお伝えくださいませ。
他社製PCD工具も再研磨することは可能でしょうか?
はい、可能でございます。
何個からでも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
PCD工具の納期はどのくらいでしょうか?
数量、形状にもよりますが、標準チップ10個の場合では新品の場合7~10日ほど、再研の場合5~7日にて納期設定をしております。
その他特殊品に関しては、できる限りお客様の満足できる納期にて対応しております。
今日欲しい、明日欲しいなどもできる限り対応しております。
再研は何回くらい可能でしょうか?
工具の損傷度合により異なります。
刃先のカケや磨耗が大きい場合、それらを取りきるため刃先を大きく削らなければいけないため、再研回数は減少いたします。
カケや磨耗がさほど起きてない範囲で再研した場合は、非常に長寿命でございます。
完成品の在庫はあるのでしょうか?
受注生産のため基本的に在庫はありません。
ロットが多数、コンスタントに受注のある品物に対しては、在庫の常備が可能でございます。
超硬母材、PCDブランクの在庫はお問い合わせいただければ、即加工可能の品物もあるのでお気軽にお問い合わせください。
何をダイヤモンド工具で削れるのでしょうか?
ダイヤモンド工具適応被削材種

【非鉄金属】
アルミニウム合金:◎
アルミニウム合金鋳物:◎
アルミニウム合金ダイカスト:◎
マグネシウム合金:◎
マグネシウム合金鋳物:◎
マグネシウム合金ダイカスト:◎
銅及び銅合金:○
銅鋳物:○
黄銅鋳物:○
りん青銅鋳物:○

【非金属材料】
カーボン:◎
グラファイト:◎
セラミックス:○
プラスチック:◎
ゴム:◎
合板・集成材類:◎
石膏ボード・セメント合板類:◎
ガラス繊維強化プラスチック:◎
アクリル:◎
人工大理石:◎

【鉄鋼】
一般構造用圧延鋼:×
機械構造用炭素鋼:×
ニッケルクロム鋼:×
クロムモリブデン鋼:×
ステンレス鋼:×
工具鋼:×
球状黒鉛鋳鉄:△
機械構造用焼結材:△
ダイヤモンド工具でなぜ鉄は削れないのでしょうか?
ダイヤモンド工具 (PCD工具) がなぜ、鉄を削るのに使えないか説明いたします。
ダイヤモンドは非常に硬い事で知られております。また、比較的高温にも耐える様で切削工具として有能な材質ですが、ダイヤモンドの欠点は、炭素原子の集まりであるという事です。
実は、鉄には炭素を吸収しようとする性質があります。
例えば、鋼の切削の際、刃先は800℃とかそれくらいの高温になると言われております。
このくらいの温度になると、接触部からダイヤモンドの炭素原子が鉄に奪われてしまいます。
もともとの硬さがあるので削って削れないという訳では無いでしょうが、この反応によりダイヤモンドはだだっ減りになります。
減って減って減りまくってボロボロで使えたとしても、せいぜい手作業のヤスリがけなど軽い研削くらいのものでしょう。
コーティングされていない超硬合金にも劣る程かと思います。
そのため超硬合金を削るのにも使えるダイヤモンドですが、鉄は削れないのです。
この性質のため、超硬合金では加工が厳しい高硬度鋼の加工には、ダイヤモンドに次ぐ硬さを持ち、なおかつ鉄と反応し難い「cBN (立方晶窒化ホウ素) 」と呼ばれる材質を使用いたします。
超硬バイトは可能でしょうか?
はい、可能でございます。
何個からでも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
PCDとPCBNの用途や被削材によってPCD,CBNの種類変更おすすめについてです
PCDとPCBNの用途を簡単にまとめてみました。

【PCD】
アルミニウム・アルミニウム合金
非金属
金属複合材料
グラファイト・エポキシ複合材
銅及び銅合金
繊維強化プラスチック非鉄金属
石膏ボード
超硬合金
セラミック
カーボン

【PCBN】
焼入れ鋼
粉末焼結金属
ねずみ鋳鉄
表面硬化合金
硬高度鋳鉄
超耐熱合金

PCDもPCBNもそれぞれ何を削るかによって粒径、CBN含有量など種類が変わってきます。
超硬合金加工用のPCD、アルミ加工用のPCDなど、焼入れ鋼用のPCBN、ねずみ鋳鉄加工用のPCBNなど、粗用、仕上げ用にも種類があるので、何をどう加工するかお伝えください。
最適なPCD、PCBNをご提案させていただきます。
超硬、ハイシリコンなど硬い材質を削りたいのですが
金属の中でも固い (超硬) と言われる材料を削るときに使うPCDの材料を紹介いたします。

【PCDの種類について】
PCDの種類は削る金属の硬さによって材質をいろいろ変えています。

【PCDの種類】
構成ダイヤモンド 平均粒径 (μm):特徴

36+16:耐摩耗性に最も優れたダイヤモンド焼結体でございます。非鉄合金、アルミニウム、アルミニウム合金、アルミ-シリコン合金との粗加工に適しております。

10:ダイヤモンドの粒子間結合が緻密なため耐摩耗性が高く、広範囲の材料の加工が可能でございます。アルミニウム、アルミニウム合金、アルミ-シリコン合金、銅合金、カーボン、FRPなどに幅広く用いられております。

1+微粒:ダイヤモンドの集中度を高めた、高靭性・高耐摩耗性のダイヤモンド焼結体。アルミニウム合金、各種銅合金、黄銅、プラスチック類等の旋削精密加工用に適しております。

超硬やハイシリコンなど硬い材質を削る場合は粒度の荒いPCDを使用したします。
材質によってPCDの粒度を変更できますので、ご注文の際には何を削るかなどを教えていただけると幸いです。
当社では粗粒から超微粒まで色々な種類のPCD素材を取り揃えております。
ダイヤが割れたり剝がれてしまった場合、またダイヤ貼り付けれますか?

上記写真のようにPCDがはがれたり、ダイヤが割れていても、母材が割れていない限りダイヤを再度貼り付けすることが可能でございます。
ダイヤ張替は新品の半値程度で行うことができます。
ダイヤモンド工具とは何でしょうか?
ダイヤモンド工具は、アルミニウム合金、銅合金などの非鉄金属材料や、プラスチック、木材、セラミックス成形体などの非金属材料の切削加工に広く用いられております。
特にダイヤモンド粉末を超高圧高温下で焼き固めたダイヤモンド焼結体は、高硬度で強靱であり、切削工具や耐摩工具として多く使用されています。
近年、機械加工の高能率化、高精度化とともに材料の多様化、難削化が進んでおり、ダイヤモンド工具に対する要求が最近ますます高くなっております。

1. 製品適用分野
アルミニウム合金、銅合金などの非鉄金属材料や、プラスチック、木材、セラミックス成形体などの非金属材料の切削加工になります。

2. 適用分野の背景
機械、電気・電子などの分野における切削加工の高能率化、高精度化の流れによりダイヤモンド工具による切削加工が広まってきております。自動車業界の例を挙げると、生産性を高めるために高能率加工が必要とされるのに加え、車体の軽量化のためアルミニウム合金の使用率が増加したことなどにより、ダイヤモンド工具の使用量が増加しております。
ダイヤモンド焼結体についてです
ダイヤモンド焼結体について簡単に説明いたします。

特徴:ダイヤモンド微粉にコバルトなどを添加して焼結した多結晶焼結体で、ダイヤモンド工具同様な特徴になります。焼結体にすることにより靭性が向上するが、鋭利な刃先をつくりにくいのが弱点でございます。

主な切削対象:非鉄金属、超硬合金、セラミックスになります。

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